後継者育成は会社存続に最重要


(株)
河野コンサル 代表取締役社長 河野 一良

100年に1度のビジネス台風も少し弱まった感のある景気状況ですが、期待したいような過去の景気は消滅し、日本国内だけでは戻ってこないような気がします。台風の残した爪痕は大きく修復不可能ともいえる様相を呈しており、今後は今までにやって来た技術・ノウハウを踏台にして新しい時代に通用し、適合するビジネスモデルへと大きく変化しなければならない時に突入したように思います。

当社も10周年を期に後継者を社内に公表し、新旧の入替、組織の見直し、若手人材の登用、思い切った権限の委譲を行ない、厳しい時代に適応できる体制を4月よりスタートさせました。今こそ「新時代に対応のできる経営への移行」が望まれる時です。

事業承継の重要性の認識は充分考えていても、そのタイミングに躊躇されている会員様も多いと思いますが、この厳しい時代を乗り切る為には事業承継の成功が必須要件であることは間違いないと思います。皆様自身が健康でバックアップのできる力を持っている間に5~10年の期間を引継期間と決めた上で後継者育成に会社をあげて取組むことが会社存続には最重要だと考えます。

当社サービスに会員企業(オーナー企業)向けの「後継者育成サポート研修」をスタートさせる準備に掛かっています。10年間で作り上げた、専門家集団のパートナーシップ、4000社への提案実績を元に他にはできないオーナー企業のみに対応した研修プログラムの策定をめざしています。

『三代 100年潰れない会社のルール』(後藤俊夫著)にも書かれていますが、残るも消えるも後継者の育成次第と思います。この難関を突破することは大変なことではありますが、当社の持つ機能の提供に全力を上げ、皆様の後継者育成の一助となれるよう努力していく所存ですのでご期待下さい。

日本は今、高齢化の進展による人口の減少、消費力の急減により、ビジネス環境は強烈な変化・改革を余儀なくされ、第2の明治維新と言っても過言では無い状況となっているようです。

日本経済下長きに渡り蓄積した数多くの技術・ノウハウが使い物にならなくなりつつあり、今までとは違った新しい技術・ノウハウが要求されているのです。金と物と電波が世界を大量にハイスピードで飛回り人間の入り込む余地が徐々に失われているように見えます。

会員の皆様、正に新しい時代が来ているのです。今こそ時の流れを自分の目で確認し、知恵を出し、その流れを活用したビジネスに変えていこうではありませんか。厳しくはありますが、楽しみでもあります。一生は1回しかありません。「明るく楽しく前進するのみ」をモットーにこの荒波を乗り切っていきましょう。皆様の頑張りに期待します。

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