代表からの提言


(株)河野コンサル 代表取締役社長 河野 一良

我国においては、政治の昏迷は深さを増す一方で停滞感は大きく米国等からは頭(党首)がコロコロ変わる日本に期待できない旨のコメントも出てきました。当然のことであり、情け無い国だと思います。一方年々高齢化の波は確実に大きくなり、ソフトバンク等、後継者募集の話題が出始めてきました。いくら優秀な会社であっても後継者の選定及び育成を失敗しますと、会社の将来はありません。ビジネス環境は、世界中が同時に反応し、地球そのものが日に日に小さくなっており、元々ビジネスに国境はありませんが、今では日本企業の多くが海外への売場を求めて製造、販売のシフトを急速に強めています。外国企業においても、日本国内においてのM&Aや不動産投資等が活発化してきています。もう国境ではなく国すら無くなっていく様相を呈して来ました。この変化及びスピードに対応できる組織を作れるかどうかが会社の生き残りに必要不可欠だと思います。その中でも特に後継者の経営力の強化が最重要課題であることは、皆様も考えておられることでしょう。そこで会員の皆様へのサービスの一つとして後継者育成の一助となるべく「後継者育成塾」を10月より下記に示す内容でスタートさせたいと準備しています。

年間200~300件の対応策の実践より培った実例を踏まえた、ノウハウ提供を基本とした特訓塾です。又この塾に参加する副産物としてのメリットは、同格の優良会社の後継者、当社パートナーの専門家との人脈造りが可能となります。難しい会社経営の悩み解決に対する外部相談相手を手に入れるチャンスとなります。近日中に当社から、参加に対するご案内をさせていただきますので、急がれる会員様よりご検討の上ご参加いただければ幸いです。

次に、上海万博の視察に行って来た感想を皆様にご報告いたします。

6月13日~16日、中国館、日本産業館の視察及び会場の見学を済ませましたが、至る所人の波で溢れており、急成長中の中国の活力を改めて感じさせられました。私は大阪万博に銀行員として参加、会場内で勤務していた経験より規模は大きくなっていますが、雰囲気は大阪万博を再現しているように感じました。これからの中国は日本の高度成長期とまったく同じ歩みを辿るであろうと強く認識させられました。そこで、私達のビジネス戦略は中国が日本での高度成長を繰返すのであれば、先を見た一手を打つことはたやすいのではないでしょうか。私は2005年に上海事務所を開設し、これからは東アジアだと言い続けていますが、日本企業の多くが先を競う動きで中国を中心とした海外進出に力を入れてきております。

東アジア向けの交通、流通アクセスも急速に改善されており、ビジネスインフラについてもハイスピードで変化していくものと思います。縮んで行く日本を感じている今、将来を見据えた経営方針の一貫として今回の視察情報を参考とし又会員の皆様もまだの方は、是非後継者共々、現地視察をお勧めします。ビジネスも然る事ながら社会情勢、生活環境が猛烈な勢いで変化しています。自社に「活用できる情報の入手」に力を入れることは当然ですが、受身では無く「探して獲る情報」の時代です。世界中どこでも情報入手可能です。私も情報提供に今以上努力いたしますので会員の皆様も生情報を活用し常に世界の潮流にのったビジネスの展開を目指しましょう。次回は経済発展のめざましいブラジル、サンパウロにおいて事業承継セミナーを依頼されていますので、ブラジル情報をご提供いたします。

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