人事労務継承と労務監査

 

(株)河野コンサル ニーズ対応課 コンサルタント 西野 貴美子

 

昨今の国内市場、世界環境が不安定な状況の中、企業の合理化、多角経営などの理由により、事業部門の分割、M&Aによる企業の変革が日々行われています。企業の高度な技術力、より専門的な分野の研究開発力、それを実行できる人材力を、企業の成長戦略と位置づけ、又人的側面からの“経営指導、人事異動、人事交流”によって、日本企業はこの不況なりの「強い会社」を作ろうとあらゆる方法を駆使し挑戦されています。

その中でも一番手ごわいのが、「人材力を最高に生かせるのか!」のテーマです。

 

① どのようにすれば、組織を上手く継承できるのか!

② 社員(人材)は、後継者(次期社長)をどのように見ているのか!

自社の社員の見える化=人財の資産の見える化を図れるか!

③ 売上(得意先)・商品力(技術力)の確保、企画開発の成長の継承!

私どもが、企業様から上記のようなお悩みのご相談を受けた時は、一度「労務監査」を受けられたらどうでしょうかとご提案しています。

 

ではなぜ?人事労務監査が必要なのでしょうか!

 

まず、会社の人事労務に関する実態を把握しなければ、なぜ?の問題点が 判明せず、又人事労務に対して十分な対応ができないのです。

人材力確保の為の「経営環境の整備」をしましょう!

労務監査(調査)を始めます!

「人事労務の実態の掌握とは」⇔あるべき姿と「実態の差の発見」です。

(この時点で悩みは50%解消した事になります)

次に問題を分析して解明する⇒対策案・改善案の検討

経営環境の整備の位置づけは⇒経営理念の継承です。

「労務監査」の概要

人事労務の分野について、適正に業務が遂行されているかどうか監査を

行うのが、「労務監査」です。

人事労務の分野の範囲は広く、なかなかチェック機能が行き届きません。

その上、昨今は労働関係の法改正も頻繁に行われます。

企業の対応が怠ってしまう状況もしばしば見られます!

「労務監査」とは、コンプライアンスの基礎を認識して企業の実態を掌握し、調査を遂行する事です。

一般的には、外部の専門家に依頼をする事により、「企業防衛」の役割を果たしています。(問題点の内部発掘はなかなか困難で解決する事は容易ではありません!)

「急速に変化する時代背景と労務監査」とは・・・

①    急成長の結果、急激に組織が大きくなり、報告・連絡・相談等の労務の流れが非常に悪く、経営の運用に歪みが感じられる。

②    最近、人事労務のトラブルの発生が多くなっている。

(権利意識の高まりの中、従業員とのコミュニケーションが十分にとれているのか?)

③    昨今、世間で騒がれている「労働問題・紛争」の原因を正確に認識が出来ていない為、自社の人事労務に起こりえる問題点の有無が判っておらず、人事労務に対して不安を感じている。

「実態掌握の視点」とは・・・

①適法性(準拠性)、コンプライアンスの視点!

(賃金不払残業)(セクハラ)(名ばかり管理職等)違法事件!

②妥当性の視点!

「なぜ、そうなったのか?」「なぜ、違法に至っているのか?」

「なぜ、気がつかなかったのか?」などの問題点を発見し、問題の分析をする。

経営理念の継承とは⇒会社の存在と歴史の確認です!

人事労務継承の究極は⇒「人の心=社員の心」です。

 

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