歴史を刻む一日

(株)河野コンサル 代表取締役社長 河野 一良
2011年4月11日、東日本大震災と原発トラブルに日本列島が揺れ動いている中、東京都知事が石原慎太郎氏に決まったニュースがあり、南アフリカのシュワーツエルが優勝したゴルフツアーのマスターズチャンピオンシップで、日本勢の石川遼が念願の決勝ラウンドへ進み3アンダーで20位に入った、アマチュアの松山英樹は1アンダーでローアマチュアとなった等いずれも日本若手選手の快挙となったようです。
ゴルフ中継の中、数多くの有名人・参加ゴルフ選手が慰めの言葉と支援のメッセージを送ってきたのには感謝の念が湧き頭が下がります。あまりにも予想を超える災害のため少し沈滞ムードが漂っているようですが、1ケ月過ぎた今、世界各地からの応援支援メッセージに応える時が来たようです。日本経済が受けた打撃をどうやって取り返すか、経営者の皆様もそれぞれの分野で早期復興のための一翼を担おうではありませんか。
東北関東北部においての数多い部品・混合液等の製造停止および減産が世界に与えた影響の大きさには驚かされました。世界経済のリスクが多方面で表面化されたことも今回の大地震の影響によります。今後はこのリスク回避に対する世界的な動きが始まり、その対応の方向で相当な範囲のビジネスで変化が予想されます。特に集中から分散の方向に進むことは間違いないと思われます。大地震対策で強固に作る・高台に作るなどは当然ですが、製造拠点を世界に分散する、他国企業と提携する、M&Aで世界に拠点を持つ、特許を外国企業へ売却等の現象が中小企業にも加速度的に多くなるでしょう。中東では民主化の進展が津波のごとく押し寄せ、世界のメーカーは日本の津波の対応に四苦八苦している等いずれも世界的に大きな変化を伴うことはまちがいないと思います。この変化を捉え経営に取り込めるかどうかが会社の発展に繋がるものと考えます。
世界一の高齢化社会が始まっています。被災地のテレビ報道で老人社会の特徴があらゆる場面に出てきます。商売の有りようが大きく変わる時代がきているのです。過去を捨てて新しい時代に沿ったやり方に対応できているかどうか先手・先手で手を打ちましょう。

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