「会社分割の形態」について


公認会計士・税理士

古本 正

会社分割とは、株式会社が「事業に関して有する権利義務の全部又は一部を他の会社(新設会社を含む)へ分離して承継させる」企業再編手法であり、次のような形態に分類されます。

1.新設分割・吸収分割
会社法上、会社分割の種類は新設分割と吸収分割とに区分されます。会社分割により分離承 継される事業等の受皿会社(承継会社)が、新設会社か(新設分割)、既存の会社か(吸収分割)という 区分です。

2.分社型分割・分割型分割
新設会社・承継会社が承継に際して発行する株式の割当先による区分で、分割会社に割り当てる方式(親子関係となる)が分社型分割であり、分割会社の株主に割り当てる方式が分割型分割です。

3.按分型・非按分型
株式の割当が分割会社の株主に平等に交付される(按分型)に対して、分割会社の株主の一部にのみ株式を交付する(非按分型)に区分されます。非按分型は、親から承継した同族会社を兄弟で分割する場合、合弁会社の解消、のれん分け等に活用可能です。

 

会社分割の主たる形態をパターン別に整理しますと、次の通りです。

 

 

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