様々な事業承継

司法書士法人リーガルバンク
代表 鈴木 泰幸 

事業承継といえば後継者の不在や育成問題をテーマとしたものが多い。

しかし、自己資本が10億、20億・・・・大きいところでは300億にまで積み上がった、優良未上場企業の株を資本政策により移動することも事業承継である。

すなわち、現在のオーナーの株を散らばることなく一人の後継者に譲り渡していくことである。

このような優良未上場企業のほとんどは創業者の同族が株を持っている為、オーナー企業とも呼ばれている。

又、これらの企業の経営は同族により行われる為、ファミリービジネスと呼ばれる場合もある。

テレビ、新聞では悪い同族経営のニュースばかりを報じる傾向にあるが、現実には我が国の会社はほぼオーナー企業である。

この内の優良なオーナー企業の資本政策を行い、相続が争族にならない対策をすることは、オーナー同族のためにのみ行うのではない。延いては、その会社の社員、取引先を守る事になる。

こうした揉めない事業の継承も事業承継である。

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