わが古郷「宇目」

株式会社 河野コンサル
代表取締役社長 河野 一良宇目
今年の夏休みを私が生まれた大分県佐伯市宇目で過ごすことにした、ここは昔からある「村」そのものである。人家は20軒程度の集落であり、空気はうまく水は川の水すら飲める、山は周りを囲み緑の中に家が有り人が住む、目先には殆ど動きは無く心和む一日を過ごせる。自然いっぱいの村である。

この宇目は宮崎県境にあり、近くに「藤河内渓谷」という数万年の歴史が形造った渓谷がありその大自然の造形美には目を奪われる。あまり知られていない景勝地であるが、「侵食された一枚岩」「甌穴群」「千枚平」「大桶」「小桶」「瓢箪淵」「観音滝」等見飽きることの無い長い時間で育んだ大自然の景勝が数多く見られる。

夏は涼しく、秋は紅葉がすばらしい、一度訪れる価値は充分にあると思う。

この宇目の村で過ごし村人の人間味溢れる言葉、態度気使いに接すると60年も前の子供の頃が戻ってきて心を打たれる思いがする。時代の流れと共に失われつつある、日本人の良さ、単一民族なればこその人間としての誇りある日本人が影を薄め、理不尽な行動や言動が多くなってきているようだと感じている人は私だけではないであろう。

意味無く存在感を示すだけの殺人や暴挙、挙げれば枚挙にいとまが無い程多発している。

インターネットを悪用した誹謗中傷を繰返し、人の苦しむ様子を見て楽しむような輩も増えてきた。落ちたものである、礼儀正しい、相手を気使う、約束を大切にする多くの面で他国人に優る、日本人は何処へ行こうとしているのか、生まれ故郷の宇目の村で先祖の盆供養を念じながら日本人として受け継いで来た人間の心を思い浮かべ再認識したい。

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