事業承継事例研究対策

株式会社河野コンサル 
代表取締役社長  河野 一良

今年4月、同族会社のオーナーが出張中に心臓麻痺にてお亡くなりになられ、お別れ会に参加しました。当社の会員で優秀な経営手腕を発揮し、事業を海外に拡大することで会社を大きく発展させました。より規模を大きくしつつある中での突然の死去であったのです。60歳前半で経営者としては油の乗りきった年齢であり、後継者の育成もこれからといった段階で、準備は出来ていなかったと思われます。

創業者でありカリスマ性の高い経営者が急にいなくなれば、後の承継は至難の技となり、土台を揺るがす事にもなりかねません。会社を後継者に引き継いでゆくことは元気なうちにおいてでも難しいことです。100年を超える歴史のある世界企業の40%超が日本にはあり、引き継ぐためのノウハウは蓄積されているとはいえ、引継に失敗し消えて行く企業が多いことは、枚挙にいとまは無いほど巷に数多くあるのです。引継には会社の文化をどうして引継ぐか、経営力の備わった手腕をどのように身に付けさせるか、会社の後継者として同族内・社員・取引先・銀行・株主をどう納得させるかなど、乗り越えるべき多くの壁が立ち塞がっているのです。時間・労力・資金を注ぎ込んでも成功するとは限らないと言えるほど、完全な承継は簡単ではありません。会社には社員がおり生活の維持、技術の伝承・社会貢献・納税等大切な責任と義務がある事は明白です。

今回紹介する事例は他の会員においても何時降りかかるか分かりません。明日は我が身と思い、事前の備えに早めに取り組むことをお勧めします。事業承継の重要性は解っている、俺はまだまだ元気だ、生涯現役だと口に出すオーナー経営者はいませんが、何時かは引継がねば、又後継者に引継いで貰わねばならないのです。バトンタッチは経営のスピードを落さず経営状況の良好なうちに仕掛けることが大切です。私達は次に上げるような事例を教訓として計画をたて、実行に必要な時間をかけて対策の提案を行っています。

28年間、数千社の事業承継を実例として
会員の皆様に最新の事例をお伝えしたいと思います。40歳から今日迄の28年間、数千社のオーナー経営者から得た情報と実例を紹介し、これから事業承継を考える上で参考にして頂きたいと思います。
事例事例事例
まだまだ沢山有りますが、今回は数千社の体験の中でも比較的よく見かける事例を抽出しました。
皆様の事業の引継に活用頂けれは幸いです。

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