明けましておめでとうございます。2025年、非上場企業にも企業価値向上が強く求められる転換期が到来します。会計検査院の報告や配当還元率の見直し議論、また裁判所でのDCF方式採用の動きなどから、株価評価手法の大幅な変革が予想されます。さらに会社法改正により、従業員への株式無償交付が可能となり、従業員持株会制度の見直しが急務となるでしょう。これらの要因は株価上昇を促す一方で、事業承継時のコスト増大を伴います。そこで、個人が保有する株式を持株会社へ譲渡し、法人支配による持株会社体制を構築することで、将来の株価上昇を見据えたスムーズな事業承継を実現できます。非上場企業の株価評価は、従来の類似業種比準方式や配当還元方式が長らく用いられてきましたが、今後は企業の将来キャッシュフローに基づくDCF方式が重視される可能性があります。事業承継時には相続税や贈与税などの税負担が増大するため、早期に資本政策を検討し、必要に応じて持株会社への株式譲渡や組織再編を行うことが重要です。同時に、生成AIエージェントの本格導入が業務効率化を加速させます。資料作成やデータ分析、文章やデザインの作成などをAIが代行し、細かな修正や調整もAIエージェント同士で行う「AIエージェント社会」が始まりつつあります。社員は単純作業から解放され、戦略的な業務に専念できます。営業部門では顧客動向をAIが分析し、重点施策を導き出し、マーケティング部門ではキャンペーンの効果測定と次の施策立案をサポート。経理部門も経費精算や取引データ整理をAIが担い、人間は高付加価値な業務へシフトできます。当社は事業承継や資本政策を専門とし、非上場企業の価値向上とスムーズな承継を支援いたします。ご相談をお待ちしております。今後ともよろしくお願いいたします。詳細:河野コンサルより新春の抱負パートナーより新春の抱負