2026年、新時代の幕開け―テクノロジーの進化と「金利のある世界」での資本戦略あけましておめでとうございます。旧年中は多大なるご支援を賜り、誠にありがとうございました。2026年、私たちは「宇宙時代の幕開け」と「金利のある世界」という、二つの大きな歴史的転換点に立っています。テクノロジーが書き換えるビジネスの境界線本年は、衛星通信の普及により「圏外」という概念が消滅し、山間部や災害時でもスマホ一つで繋がる社会が現実となります。AIの進化も目覚ましく、最新モデルは既に専門家レベルの実務タスクで高い成果を出し始めています。AI活用はもはや「試行」から「定着」へ。社内DXや生産性向上を通じた価値創造は、企業の競争力を左右する核心となります。「金利のある世界」と資本政策の再構築一方で、経営の足元では「金利と制度」の変化という現実的な課題が迫っています。株式譲渡益税の増税や、賃貸不動産に対する相続税評価の厳格化など、これまでの資産保有のあり方は見直しを余儀なくされています。特に注視すべきは「金利の上昇」です。インフレ局面では、現預金やオーナー貸付として資産を固定化しておくことは、実質的な価値の目減りを意味します。10年で購買力の約10%が失われかねないリスクを前に、オーナー経営者は「現金の最適な配分方針」を真剣に再定義しなければなりません。2026年、経営者が下すべき決断インフレと金利上昇に打ち勝つ道は、現預金を「成長投資」へと振り向け、企業価値そのものを高めることです。既存事業の拡大やM&Aによる事業ポートフォリオの拡充は、グループ化税制などの公的制度の活用も含め、持続可能な「資産防衛」の柱となります。幸いにも、非上場株式の評価方法の見直しにはまだ猶予があります。この貴重な期間に資本構成の最適化と攻めの投資を断行できるか。それが次世代への円滑な承継を左右します。テクノロジーが拓く未来の可能性と、緻密な資本戦略。この両輪で、皆様の持続的な成長を全力でサポートしてまいります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。